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共同代表 真生

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小学生の娘が妊娠した。私はその時パニックになり、とにかく娘の身体が心配でした。

誰にも相談できなかった。警察に相談しようか、でも、警察に行くとどうなる?娘が質問攻めにされる?周りに知られる?とにかく産婦人科を探さなくちゃ。でもこの狭い沖縄で小学生の娘を産婦人科へ連れて行くとどうなる?でも胎児はどんどん大きくなるから事は急がなければならない。

その上、娘を強姦した犯人は私が愛していた再婚相手、娘にとっては義理の父親でした。誰にも相談できなくて、あまりのショックで頭がおかしくなりそうでした。

今になって思えば、そんな時、が沖縄にあって、その存在を知っていたなら、真っ先に電話して相談していたでしょう。警察は敷居が高すぎて電話さえできなかったけれど、ワンストップ支援センターのような場所があったら絶対に助けを求めていたと思います。

沖縄は離婚率も高く、私のように子連れで再婚する人も多いです。米兵だけが犯人ではないのです。この狭い島には、世間が思っているよりも沢山の被害者が泣き寝入りしているのです。狭い島だからこそ内々に済まそうとする。加害者が身内だから隠す。性暴力被害者は恥だ。そんな風潮があるのです。

でも、それは間違いです。恥じるべきは加害者であり、被害者ではないのです。被害者には何の非もないのです。

自宅で、安心できるはずの場所で、当時小学五年生が本当の父親だと思っていた人間からレイプされた。その日以来、数年経っても娘は学校へは行けません。一人で外出はできません。母親の私が一緒でなければ出掛けられません。娘は今でもPTSDを抱え苦しんで、でも強くなろうと頑張って生活しています。

身近に性暴力被害者は沢山いるのです。24時間、365日、助けてくれる場所。警察ではなく、安心して電話ができて、駆け込める場所。それこそがワンストップ支援センターなのです。被害者の親になって初めて、いかに性暴力被害者が軽く扱われているかということを身をもって知りました。

被害者がウチナーンチュでも本土の人でも、アメリカ人でも何人でも、安心して電話相談ができる場所、そして被害者本人が立ち上がるまで見守ってくれる場所。それがワンストップ支援センターなのです。

24時間365日、そんな大変なことはボランティアだけでは続きません。一日も早く県が資金を出してワンストップ支援センターを設立してほしいと、被害者の母として強く、強く望みます。そして、そのセンター設立の話し合いの場に当事者を入れてくれることを強く強く望みます。

530283_566519806706805_136648648_n (2) 琉球新報掲載写真

ワンストップ支援センター」設立を強く望む会 共同代表 真生

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